「私を愛してるなら、私を甘やかしてくれるはず。」それ本当は、しんどいんじゃない?

あなたにとって、「愛される」ってどんなことでしょうか。

ニーズを叶えてもらう、ではないでしょうか。

例えば、彼/旦那さんに甘やかしてもらうこと。

私を愛してるなら、私を甘やかしてくれるはず。

いつでも私の欲しいものを与えてくれて、なんでも言うことを聞いてくれるはず。

「それが相手に愛されてると感じる理由なんです。」

もしそう思ってても、まったく問題ないです。

私もそうでしたし^^

愛されてるはずなのに、しんどい

ただ、相手に自分のニーズのすべてを叶えてもらえる訳ではないので

不満を抱えて、相手への要求がどんどん増し増しになっていきますよね。

それって、すごくしんどいのではないでしょうか?

私は、しんどかった。

でも、愛されてるのも分かるので、

愛されてるはずなのにしんどいって、どうして?意味わかめ!でした。

実は、こんなことが起きていたのです。

自分を不満だらけの女に仕立て上げてる?!

娘が生まれる前は、

夫にやりたくない面倒なことはすべてやってもらっていたし

わがままもたくさん聞いてもらったし

それで、愛されてると思ってたのですね。

その一方で、お金の面で我慢してたし、

夜や週末は、夫は仕事だったので、放ったらかしにされて不満でした。

愛されてるけど不満、という状態だったのですね。

ニーズを叶えてもらうこと = 愛されてることなら

すべてのニーズを叶えてもらうまで、不満ですよね。

だから、相手にニーズを叶えてもらおうとする戦略は

実は、自分を不満だらけの女に仕立て上げる戦への伏線だったりします。

ニーズを大事な人たちに叶えてもらえなかったから

ニーズを叶えてもらう = 愛されてる、と思うのは

子ども時代の傷を抱えていることを教えてくれています。

子ども時代って、両親や兄弟・姉妹にして欲しいことがたくさんあると思います。

だって、自分でできないですものね。

たくさん甘えて、たくさん頼って、

自分のして欲しいことをしてもらったり

「困ってる時は、助けてもらえる」と感じたり

「何を言っても受け止めてもらえる」と思えるから

自分は存在してもいいし、愛されてる。

と感じられるようになります。

家族が愛のベース基地になり、帰る場所になります。

帰る場所があるって、安心しますよね。

その安心感のもとになっているのが

「自分のニーズは叶えてもらえる」という家族への信頼です。

でももし、両親が日々の生活や自分のことでいっぱいいっぱいで、

子どもの感情的な面倒を見れなかったら?

子どもは、自分のニーズは後回しにします。

自分のニーズを抑圧してでも、親を愛したい。助けたい。

それくらい、子どもの愛って深いんですよ^^

でもそうしていると、満たされない気持ちが積もっていきます。

子どもにとって、ニーズを叶えてもらえない = 愛してもらえない、なので

「自分は愛されない存在なんだ」と固く信じるようになります。

でも、ニーズはなくなってくれない。

そればかりか、「愛して欲しい」気持ちは、膨らむばかり。

そして、大人になって、恋人にそのニーズを叶えてもらおうとするのです。

でも、「ニーズを叶えてもらう」って相手次第なので、振り回されます。

結果、しんどい思いをする。

ニーズに振り回されずに、仲良くできるなら。

人生、どんなに楽になるでしょうか^^

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お読みくださり、ありがとうございます。

今日も、あなたが愛で包まれますように。

人に言えない恋愛カウンセラーのシエロでした。

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