長嶺シエロ
父親のアルコール依存・DV、母の過干渉、次男の統合失調症、次男からの性的いたずら、
学校や職場でのいじめをきっかけに、独学で15年以上心理学を学ぶ。
● 家族との葛藤 ●
家庭は常に言い合い・暴力が絶えない場所で、居場所はなかった。
母を見下す父・兄3人の中で育ち、「女性」であることを封印。
兄弟と競争し、「男性」になって力を得ようとしてきた。
アルコール依存で家庭を顧みない父親と、統合失調症の次男の面倒を見る母親。
その母親のカウンセラー役を担ってきた。
理解がない母の期待に応えるため、
自分の得意を伸ばすよりも苦手に取り組み、完璧な人間を目指してきた。
家族のために犠牲する母の下に育ち、「犠牲=愛」が定着。
自分を幸せにしない選択をし続けてきた。
父親の暴力と母の過干渉により、男性を怖れ、親密感の怖れを抱えるものの、
両親を手放し、傷を癒すことで、男性不信と親密感の怖れを克服。
兄からの性的いたずらがトラウマで、娼婦マインドに苦しめられる。
セックス依存になるも、自分を愛し始めてからそこから抜け出した。
三男との比較・競争でマウント女子へと成長。
先輩カウンセラーに「嫉妬してます」と直に伝えたりして、ねじれた愛を表現することしかできなかったが
自分が輝く・幸せになる許可を出してから、周りが気にならなくなる。
父代わりの長男から夢を否定され、「夢=叶わない」マインドを構築。
長男を手放したおかげで、日々、夢やヴィジョンを叶えることができる幸せを感じている。
● 思春期の痛み ●
小中高と学級委員をしてきた優等生。
常にリーダーをしてきたため、弱さや自分の依存的な部分を切り捨ててきた。
高校時代のいじめは「私のことを大好きだった同性の友人」からだった。
彼女のことを大事に出来なかったため、他のクラスメイトを巻き込んだ大惨事に。
以降、同性との関わりが苦手に。
母親との癒着を手放し、自分の女性性を解放し、娘を愛し始めた頃から、
同性との関わりが楽しめるように。
● 恋愛遍歴 ●
初カレが20歳。恋に恋する、元恋愛ベタ。
恋愛期間は、どれも最長で3ヶ月。
正式に付き合ったのは、元夫のみ。
セックス相手の数だけ増えていく。
大学時代、沖縄のサルサバーでバイト。
ラテン系・黒人系・白人系の米軍海兵隊の男性たちと逢瀬を重ねる。
傷を持った者も多く、ほぼ野良猫・ロックマン。
「自分の力では何も出来ない」と頑なに信じる、元依存系女子。
自分を溺愛してくれる海外男性を見つけ、海外移住にこぎ着ける。
「母親のような人で安心できるから」という理由で6ヶ月の交際を経て、結婚。
束縛、共依存の夫婦生活を10年経験。
いい妻・いい母を演じ、補償行為を繰り返す。
その間、人に言えない恋愛で自由を謳歌。
ニュージーランドで一人娘を妊娠・出産。
2人目を予定外妊娠し、悩んだ挙句、堕胎を決意。
その後、夫が怖くなり、セックスレス。
時を同じくして、一人息子を溺愛する姑との関係がこじれにこじれる。
「私とお母さんのどっちが大事?」問題、勃発。
同時に、「娘と私のどっちが大事?」問題、勃発。
癒着していた夫との別居までに2年を要したが、2020年別居を開始。
お互いにとって最幸の人生になるよう、対話中。
ただ、親友のような関係で、娘の育児を共通の話題としている。
娘は週の間は私と一緒、週末はパパと一緒。
現在は、自由な恋愛を謳歌しながら、ライフワークを生きる。
● 日本での経験 ●
大学時代、塾講師として生徒の成績アップに貢献。
成績の上がり方が異常だったため、塾長が私の授業を偵察しに来るまでに。
オリオンビール販売員でアルバイトとしては異様の営業成績を誇り、常に依頼が来るように。
家庭教師斡旋会社で数多くの親御さんから話を伺い、ここでも高い営業成績を評価される。
大学卒業後、東京で中小企業のコンサル会社で専門職として働く。
男尊女卑の企業文化に合わず。
上司からのパワハラもあり、2年で退職。
日本社会に馴染めないことに気づく。
ある研究所で研究助手として働くも、
女性上司からの嫉妬により退職に追い込まれる。
ライフワークを生き始めてからも女性からの嫉妬に苦しむものの、
自分の才能を開花しコミットし、与えることができるようになって
結果、応援されるように。
● 海外経験 ●
高校3年の時に米国で1年間の国費留学をしたのが初めての海外。
それから、大学を半年休学してラテンアメリカ諸国8カ国(メキシコ・キューバ・グアテマラ・ニカラグア・ホンジュラス・エルサルバドル・ニカラグア・コスタリカ)を3ヶ月バックパックひとり旅。
東南アジア8カ国(タイ・マレーシア・シンガポール・カンボジア・ベトナム・ラオス・ネパール・インド)を6ヶ月バックパック新婚旅行。
2011年にニュージーランド到着。
販売店ですぐにリーダーを任されるようになり、若い女子を育成。
娘が1歳半の時に、夢だった大学院への進学を叶える(途上国の開発援助が専門)。
修士論文では、「助けることの政治性」をテーマに英語で40,000字を執筆。
(調査対象:東京在住ミャンマー移民・難民と日本人支援者)
2020年に卒業、修士号を取得。
● 社会活動 ●
大学時代、那覇市の地域活性化支援活動としてお祭りをオーガナイズ。
県内小学校でのリサイクル推進活動に参加。
沖縄のホームレスについてインタビュー調査を行う。
Amnesty International NZでのグループリーダー、Girls Guide のチームリーダー、
Life Beyond Schoolで高校生のメンターとしてグループファシリテーションの経験有り。
● 現在 ●
2021年3月、根本裕幸お弟子講座4期生となり、カウンセラーとしてデビュー。
沖縄県出身。ニュージーランド在住11年目。30代後半、一児の母。