「怖れとの付き合い方を変えて、本当に欲しいものにアプローチする心理学」開催してきました!
その様子は、こちら。
講座後、Yさまから質問いただきましたので、回答します。
恐れを感じたときにインナーチャイルドが怖がっていると気付いたのですが、
恐れ=エゴ(思考)という認識でいたので、インナーチャイルド(潜在意識)とのつながりがわからなくなってしまいました。
インナーチャイルドがこれまでの傷を記憶していて、それを守るためにエゴがでてくる、というような感じでしょうか?
インナーチャイルドともっとお話してみようと思います。
とっても良い質問ですよね!
Yさま、とても優秀な女性なのが伝わってくる質問です。
そんなYさまに質問されるって、ほんと嬉しいです^^
信頼されてる、アテにされてるってことだから。
「もう傷つかないために」思考はブレーキ
講座の中で「怖れを感じると、思考がネガティブな言葉を発してうるさくなる」というお話をしました。
それがブレーキの役割を果たすわけです。
なんのブレーキかと言うと、「もう二度と傷つかないための」ブレーキです。
私たちは、子供時代に「愛して欲しかったニーズ」が叶わなかったことに傷つきました。
そこで、もう二度と傷つかないように、そのニーズを抑圧しました。
そのときに使ったのが「思考」です。そして、自立を果たしました。
例えば、「愛して欲しいというニーズ」を抑圧する代わりに、「愛なんて求めない方がいいという考え」を採用したのです。
なぜなら、「愛なんか求めても、誰も叶えてくれないから」。
こんな感じで、思考を多用し、感情や感覚を置いてけぼりにするのです。
そうすると、愛を求める(ニーズを満たす)代わりに、愛情(ニーズ)に関することは無視するようになります。
分かりやすく言うと
思考 = 大人の自分
傷ついた感情や感覚 = 子供の自分
本当は、愛して欲しいんだけど、それを表現すると、また傷つくかもしれないですよね?
それは嫌なので、抑圧します。感じないフリ・見ないふりをします。
その抑圧したものが、ニーズと一緒にうずくまっているインナーチャイルドです。
ここまで、Yさまが疑問に感じた「思考とインナーチャイルドのつながり」を説明してきました。
なんとなく、分かるような気がしますか?
>インナーチャイルドがこれまでの傷を記憶していて、それを守るためにエゴがでてくる、というような感じでしょうか?
そうですね。おっしゃる通りです。
思考は、インナーチャイルド(傷を抱えた自分)を守るために、こう諭します。
「また失敗するよ」
「そんなことやっても意味ないよ」
厳しい親のような声で。
本来、親の役目は子どもを守ることですから、思考として脳内で繰り返されている言葉は、以前親から言われた小言に近いものがあるはずです。
安全地帯を抜け出してみるのもオススメ
「その思考の声に気づくのが、まず最初のステップ」と講座内でお伝えしましたね。
その声は、守る役目はあるものの、私たちを幸せにしない場合が多いです。
安全は確保されるけど、親のルールにはまらない自分の望む生き方は手に入らないと思います。
自分が欲しいとずっと思ってきたもの、つまりヴィジョンは、親が築いてくれた安全地帯の外側にあります。
安全地帯を越えるのは、怖いですよね。
安全地帯にいることも悪いことじゃないと思います。
ご自身で「そっちがいい」と決めたなら、まったく問題ないと思います^^
あくまでも、私個人の価値観なのですけど。
私は、安全地帯を抜け出して、自分なりの道を歩んでいく人は、素敵だなと思います^^
だから、私はそういう方々を応援しています。
もし、安全地帯を抜け出してビジョンを叶えたいなと思われたら。
講座内でやったワークを思い出して、怖さを受け入れてあげてくださいね。
一度、怖さを感じながらも動いてみて、ヴィジョンを叶える経験をすると、怖さの正体を体感覚で分かるようになります。
そうすると、次に怖さが湧き出てきても「キタキタ〜」と余裕が持てるようになります。
>インナーチャイルドともっとお話ししてみようと思います。
いいですね^^
たくさんお話し聞いてあげてくださいね。
きっと大丈夫^^
Yさまが「怖れを感じたときに、インナーチャイルドが怖がっている」と感覚的に感じたのは
もう傷つきたくないというYさまご自身の声、なのだと思います。
インナーチャイルドが怖がっていると、身動き取れなくなりますよね。
そういう場合は、インナーチャイルドセラピーなどで癒していくことをオススメします。
今回の講座では、インナーチャイルドを癒す方法についてはお話しませんでした。
インナーチャイルドの癒しは、方法論を知って自分でやるよりも、カウンセリング案件だと思ったからです。
私はYさまの味方ですので。
いつでも頼ってくださいね^^
カウンセリングのメニューは、こちらからご覧いただけます。
お読みくださって、ありがとうございます。
今日も、あなたが愛に包まれますように。
人に言えない恋愛カウンセラーの長嶺シエロでした。
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